たっぷりの余白、お話し上手なホームページデザイン。
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「せっかく」と「ごちゃごちゃ」のバランス
「もっとたくさん話してみたい」
「詳しく話を聞いてみたい」
そう感じるのはどんな人でしょうか?
伝えたいことがまとまっていたり、間合いが心地良かったり。
それはホームページ制作でも同じような気がします。
所狭しと並べられた写真に、読みきれないほどのテキスト。
まるで、話がまとまらずに長く話してしまったような
おしゃべりすぎるホームページ。
せっかく作るんだからと、たくさん詰め込みたくなってしまうけれど、
そんなページを訪れたとき、訪問者の方はそっとそこを離れてしまうかも。
「もっと先のページに進んでみたい」
「最後まで読んでみたい」
そう思っていただくホームページを制作するには、
内容の整理と、心地の良い余白の取り方が
最も大切なのかもしれませんね。
あおいの頭の中
それでは、もう少し具体的に考えてみましょう。
こちらはWebデザインあおいで制作したホームページです。
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旧態のホームページは、企業様についての情報をバナーにして
カードのように敷き詰めている印象でした。
そのようなデザインですと、全ての情報が同じ重さのように感じてしまうかもしれません。
言いたいことを全てカードで並べたつもりが、全く記憶して貰えないことも。
Webデザインあおいでは、企業様そのものが
どのような雰囲気をお持ちか知っていただくことを大切にしているので、
ホームページの顔とも言えるトップページでは、
「私たちはこのような考えの、〇〇を行なっている企業です。」
という内容を並べています。
人間で言う自己紹介のようなものになりますね。
ステキな自己紹介
ここで、普段実際に行っている自己紹介を思い出していただきたいと思います。
「初めまして、〇〇と言います。得意なことは資料の作成です。仕事をする上で大切にしていることは、お客様の視点に立って考えることです。よろしくお願いします。」
のように、無意識のうちに要点を絞って、テンポの良い言葉で自分を知ってもらおうと考えるでしょう。
では、次のような自己紹介をされたらどのように感じるでしょうか。
「初めまして、〇〇と言います。自分にできることは、資料の作成とデータの管理。それから営業なんかもできます。あ、それから出身は〇〇です。仕事をする上では、お客様の視点に立って考えることが大切だと思っているんですが、スピード感、あとはやっぱり結果も大事になってくるなぁって最近は思いますね。とりあえず、いろいろ任せてください。よろしくお願いします。」
とても長い上に、結局のところどういう人なのかが掴みづらく感じますよね。
お話し上手なホームページ
ホームページも同じです。
分かりやすい自己紹介は要点が絞られていますよね。
この要点と要点のあいだにあるものこそ
ホームページでいう余白です。
目で見て、離れているから。
読んでいて、間があったから。
そう感じることで、訪問者の方は企業様が本当に伝えたいことを
意図通りに受け取ることができます。
みなさんのホームページはどうでしょうか。
もし、情報の整理整頓が上手くできていないと感じる場合も、
ホームページとしての役割を果たしていないわけでは決してありません。
けれど、そのホームページが今よりもっと、お話し上手になってくれたら。
みなさんの会社やお店、コミュニティに
興味を持ったり深く知りたいと感じる方が
自然と増えていくかもしれませんね。
難しくなりますが、もう少し詳しく掘り下げていきましょう。
商材によるデザインの善し悪し
ホームページは、企業の顔とも言える存在です。そのデザインは、訪問者に対してビジネスや商品の価値を伝える重要な役割を果たします。特に高価な商材を扱う場合、ホームページのデザインは単なるビジュアルだけではなく、その会社の信頼性を推し量る要素の一つとなりうることは、あまり知られておりません。
ホームページのデザインにおける「余白が多いスタイル」と「情報が詰め込まれたスタイル」の違いを考え、それぞれのスタイルが持つ特性、メリット、デメリットを具体的な例を用いて考えていきましょう。
デザインの選択は、ただ見た目を良くするだけではありません。訪問者の深層心理に働きかけ、製品やサービスへの信頼感を高め、最終的にはコンバージョン率に大きな影響を与えることができます。そうしたデザインの力を最大限に引き出すために、どのような要素が重要なのかを記載してみます。
デザインと商材価値の関係
ホームページのデザインが商材の価値観やブランドイメージに及ぼす影響は少なくありません。特に住宅や高級車などの高価な商材を扱う場合、デザインから訪問者に与える第一印象は、その後の引き合いに直結することが多いです。デザインがどのようにして商材の価値を高め、信頼を獲得するのかを掘り下げてみます。
まず、高価な商材を扱う際には、その価値を適切に伝えるための洗練されたデザインが求められます。シンプルで洗練されたデザインは、製品の品質と信頼性を強調し、訪問者に高い専門性を印象付けることができます。一方で、情報が過剰に詰め込まれたデザインは、しばしば雑で安っぽい印象を与えがちです。雑なホームページデザインを、商材の価値に投影し、顧客の信頼を減少させてしまうかもしれません。
ここで重要なのは、デザインが単に製品を「良く見せる」ことを超えて、その背後にある「ブランドのストーリーや価値観を伝える手段」であるということです。余白の多いデザインは、製品の特徴や利点を際立たせるだけでなく、企業の信頼性を表現してくれるでしょう。特に高価な商材を扱う企業にとっては、顧客の心を掴む上で欠かせない要素となります。
余白の多いデザインの特徴とメリット
余白を多く取り入れたホームページデザインは、そのシンプルさと洗練された雰囲気で、訪問者に深い印象を与えます。
余白の多いデザインは、まず視覚的な快適さを提供します。余白は文字や画像の間に「箸休めのような、呼吸の余地」を与え、情報を整理しやすくします。これにより、訪問者は重要な内容に焦点を合わせやすく、製品やサービスの特徴を理解しやすくなります。また、余白の利用は、訪問者の目を自然と重要なポイントへと導き、訴求したいメッセージ効果的に行います。
さらに、余白を多用することは、高級感と品質の象徴ともなり得ます。洗練されたデザインは製品の価値を高めるだけでなく、商材の信頼性を伝える上でも重要な役割を果たします。特に高価な商材を扱う場合、このようなデザインは、顧客に対して品質と信頼性の両方を暗示する効果的な方法です。
このように、余白が多いデザインのホームページは、情報の明確な伝達、高級感の演出、そしてユーザー体験の向上という点で、非常に有効な選択肢となります。
情報が詰め込まれたデザインの特徴とデメリット
情報が詰め込まれたホームページデザイン(ゴチャゴチャしたデザイン)は、多くの情報を一度に伝えようとするスタイルです。ゴチャゴチャしたデザインの特徴と、それがもたらすデメリットについて見ていきましょう。
ゴチャゴチャしたデザインの特徴は、テキスト、画像、広告などで画面全体が埋め尽くされてしまいます。これは、訪問者にとって情報量が圧倒的になり、重要なメッセージが埋もれてしま可能性があります。訪問者は何に注目すべきかを見失い、結果として製品やサービスを理解しないまま帰ってしまうかもしれません。
また、ゴチャゴチャしたデザインは、しばしば訪問者にストレスを与えることにもなります。視覚的な混乱は、訪問者の注意を散漫にし、ホームページからの離脱を促す要因となることも少なくありません。これは特に、高価な商材を扱う場合には大きなデメリットとなります。信頼性と専門性を重視する顧客層にとって、混雑したデザインは製品の価値を下げる印象を覚えてしまうためです。
さらに、チャゴチャしたデザインは、ユーザー体験をないがしろにしていると思われてしまうかも知れません。訪問者が求める情報に素早くアクセスできない場合、商品への信頼性が損なわれることがあります。このような観点から、高価な商材を扱うホームページにおいては、情報が詰め込まれたデザインを避け、より洗練されたアプローチを取ることが望ましいとされております。
心理学的観点からの解説
ホームページのデザインが訪問者の心理にどのように影響を与えるのかを理解するためには、心理学の視点を取り入れることもが重要です。
シンプルで余白の多いデザインがなぜ信頼感を生み出し、「相談してみようかな?」と考えるのかを心理学的な視点から探ります。
余白の多いデザインがもたらす最大の心理学的利点は、訪問者の認知負荷を軽減することです。認知負荷とは、情報を処理する際に脳が負う負担のことで、この負荷が高いと情報の理解が困難になります。余白が多いデザインは、重要な情報を際立たせ、訪問者が容易に情報を処理し理解するのを助けます。結果として、訪問者はよりリラックスし、製品やサービスに対して肯定的な印象を持ちやすくなります。
また、シンプルなデザインは、訪問者に対して企業の信頼性や専門性を伝える効果があります。人々は一般的に、クリーンで整理されたデザインを高品質や信頼性のあるものと結び付けます。これは高価な商材を扱うホームページにおいて特に重要で、余白を効果的に使用することで製品の価値を高め、訪問者の購買意欲を刺激させることでしょう。
心理学的な観点からも、ホームページのデザインは単に情報を伝えるだけでは無く、訪問者の感情や購買行動にまで影響を及ぼしすでしょう。
文責 株式会社あおい 代表取締役 武藤秀由記