パリパリキューのシマ株式会社さんから教えられた、浪花節のようなホームページ制作会社

 

株式会社あおいが考える、ホームページ制作にちょっとだけ関係ある、ちょっと良い話をひとつ。

私の家での事ですが作並移住を機に、生ゴミの匂い防止と小バエ防止の目的で、生ゴミ粉砕機「ディスポーザー※1」を設置しようと考えておりました。
※1ディスポーザーは、台所の流し台に取り付けられる家庭用の機械装置で、食品廃棄物を細かく砕いて排水システムに流すことができるようにするものです。
居住地である宮城県仙台市にディスポーザーを設置して良いか確認してみましたら、下水・浄化槽共に設置しないでくださいとの事でした。
下水が詰まりやすくなるとか、そのような至極単純な理由で納得しました。
それではと、生ゴミ乾燥機なら仙台市も推奨していたはず!ということを思い出しました。
「生ゴミ乾燥機 助成金」で検索。仙台市では「購入金額(税込み)の5分の3、30,000円を上限に補助します。」とのこと。
仙台市のホームページを読むと、なにやら決められたお店で定価で買い、その領収書を仙台市に送ると暫くしてら助成されると記載されておりました。
どうしても今すぐに使いたい私は、メルカリを開き、ほしい商品を探してみました。
欲しい商品は

生ゴミ乾燥機
シマ株式会社
パリパリキュー
parisparisque

です。

すると、ビンゴの景品だったという新品がメルカリに出品されて居るではありませんか。
とても安かったので即ポチって快適すぎる生ゴミとの付き合いが始まりました。
それはもう、筆舌に付くしがたい夢のような生活を手に入れることが出来ました。
回し者でもPRでもないので、商品の良さはここまで。

そのとても便利な@パリパリキューが、私の使い方が悪かったのか、突然故障してしまいました。
生ゴミ臭と無縁の生活から、従来通りのあのプーンとする匂いと、再度付き合う羽目になりました。
メルカリで買った保証書の無いビンゴの景品を購入した私は、修理を諦めておりもう一つ買おうかとシマ株式会社のホームページを見てみました。
すると、何やら、修理してくれるような雰囲気を感じました。
新品をもう一個買っても良かったのですが、修理代金の方が安いのであれば費用を支払って治して貰おうという考えに変わりました。
よくよくホームページを読みますと、

・保証書無くても良いから、着払いで送って!
・無料範囲で直せたら直すよ!
・直ったら元払いで送るよ!

と記載されております。
こんな令和の時代に、そんな浪花節のような話があるもんか!と思いましたが、新品購入代金と修理代金の微妙な境目を知っていて、
「9,000円で修理できますがいかがでしょうか?」
という返答になるんだろうなと邪推しておりました。

パリパリキューを着払いで送って3日後、
シマ株式会社のご担当者から電話がありました。
「修理依頼のパリパリキューですが、無料範囲で直せたので修理代金は要りません。無料なので既に元払いの宅急便で送りました!!」
とのこと。

は?
浪花節?
戦時中?
昭和?

本当に感動してしまって、涙が出そうでした。
令和の時代にこのような会社があるんだと。

話を大きく戻しますが、私の会社 株式会社あおいは、ホームページを制作してお客様に喜んで頂いている会社です。
ホームページを納品した後も、ちょっとした修正は請求書も送らず無料で対応していたことを思い出しました。

だって、
見積書を作って、
確認取って、
修正して、
請求書送って、
振込確認して、
ありがとうメール。

この手順を省いて、無料でやってしまった方が早いことも多いので、つねにそのようにしてきました。

「頼みにくいので、お金取って?」

というクライアントもしばしば。
どなか忘れましたが、

「あおいさんって、浪花節のようなホームページ制作会社だね!」

と言われたことを思い出しました。
例えば、仙台市中心部の歯医者さんのホームページを作ってからは、近隣の歯医者さんのホームページを作らなくなり、他社を紹介するようにしてました。
自分では義理人情とは思っておりませんでしたが、お客さんから見るとそのように見えるのかな?と簡単に考えておりましたが、自分が浪花節を体験することによって、お客様に対してもこのような会社であり続けなければならないんだと、心に決めた次第です。

 

 

 

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株式会社あおい
代表取締役
株式会社あおい 代表取締役 武藤秀由記 直筆サイン イラスト付き