シーサイドネットさん障害か?ホームページ・メールが繋がらないと連絡を受けました。

本日弊社のクライアントで、弊社の管理では無いドメインのサーバーが停止しており、メールを使用することが出来ない旨の連絡が有りました。

そのクライアントは幸いメールのみ使用していて、ホームページは別ドメインですので表示されております。
(WEBはドメインが別で、弊社が管理しております。)

この記事を読まれている方は、シーサイドネットさんのサーバーを借りていて、ホームページが表示されない・メールが使えなくて大変困っている事と存じます。

いろいろと調べましたら、同じような状況の方が2024年11月から散見されるようです。

シーサイドネットさんという名前は初めて聞きましたが、弊社のクライアントが困っておられたのでできる限りのことはしたいと考えて数時間調べてみました。

シーサイドネットさんのようなサーバーホスティング会社が対応してくれない場合でも、ドメイン移管のためのオースコード(Auth Code)を取得するために、以下の方法が有るようです。

1. 管理画面へのアクセス確認(管理画面を見たことがないので推測です)

まずは、シーサイドネットの管理画面にログインできるか確認します。
多くの場合、オースコードは管理画面内で自動発行できるようになっています。
確認ポイント:

ログイン情報が分からない場合、登録したメールアドレスや他の連絡手段でリセット可能か試してください。
管理画面に「ドメイン管理」や「移管」関連のメニューがないか確認

 

2. ドメイン情報の確認

ドメイン情報を確認して、ドメイン登録者(Registrant)や管理者(Admin Contact)があなた自身の連絡先になっているか確かめてください。
これを確認するためには Whois検索 を利用します。
Whois検索例:

JPRS Whois などで検索。
https://whois.jprs.jp/

 

3. サポートが繋がらない場合の対応

シーサイドネットが応答しない場合、以下の手順を試してください。

(1) メール以外の連絡手段を探す

色々調べても、なしのつぶてという書き込みが多いですが、

サポートセンターの電話番号が公式ウェブサイトや契約書に記載されている場合は、営業時間内に再度連絡を試みます。
ソーシャルメディア(TwitterやFacebook)で公式アカウントがある場合、メッセージを送るのも有効です。

(2) 書面での通知

サポートから応答がない場合、書面でのリクエストを郵送する方法があります。

ドメイン管理会社の正式な住所に「オースコードの発行を依頼する内容」を記載した手紙を送る。
書留郵便や内容証明郵便で送ると、送付の証明を残すことができます。

(3) ICANNまたはJPRSへの問い合わせ

ドメインがICANNやJPRSの管理下にある場合、公式サイトを通じて問題を報告できます。

ICANN(国際機関)
問題解決フォームを利用して、ドメイン管理者が対応しない状況を報告する。
ICANN Complaints
https://www.icann.org/compliance/complaint

.com .net .org 等の場合です。英語ですので難易度は上がりますね。

色々調べましたら、オースコードの発行まで最短で30日程度とのことです。
英語が苦手なので、私ならドメインを新規で取得し全部最初からやり直した方が早そうです。

 

JPRS(日本)
.jpドメインの場合、JPRSに問い合わせを行う。
JPRS サポートに状況を説明してオースコード(Auth Code)を発行してもらう。
info@jprs.jp

色々調べましたら、オースコードの発行まで最短で2週間程度とのことです。

 

(4) 法的措置を視野に入れる

長期間連絡が取れずに困難が続く場合、弁護士や専門家に相談し、適切な法的措置を検討します。

内容証明郵便を受け取らないという記述も見受けられました、、。

 

 

 

一番確実な方法

・その1

シーサイドネットからサーバー移転やドメイン移管を考えている方へ注意点を解説します。

料金は掛かると思いますが、こういうのって早期解決が一番大事です。

弊社のクライアントでしたら私からアプローチいたしますが、頼る人がいないのであれば、このように親切なドメイン移管/サーバー移管のプロに頼むのが手っ取り早いと思います。
(上記サイトは私個人が検索して見つけただけですので、他にも同様のサイトが有るかも知れませんので、依頼される前に色々調べてくださいね!)

ドメインやサーバー移転に、何日かかるかは聞いておいた方がよいでしょう。
弊社のクライアントが直接サイト引っ越し屋さんに聞いたところ、オースコードの発行まで最短で30日程度とのことです。

 

・その2

シーサイドネットさんが管理しているドメインを諦めて、新規ドメインで再出発する。

弊社のクライアントは、悩んでいても仕方ないトのことで、新ドメインで再出発いたしました。

通常のサーバーやホスティング会社でしたら、最長で2日程度で復旧することが多いです。

が、しかし、今回の場合はサポートに繋がらないということですので、何日待てばよいのかも判らない状態ですので、こう結論づけました。

・メールやホームページが10日~30日止まっていても構わない方。
前述の(3) ICANNまたはJPRSへの問い合わせ を行い、英語および日本語で、オースコード(Auth Code)の発行を待つ。
前例がないので、即日発行なのか、30日かかるのか判りません。

・私なら悪いところに当たった、、、、と諦めて、ドメイン再取得、サーバー再契約で新たに始める。
いつまで待てばよいのか判らないというのが、一番辛い状況かと存じます。
ドメインが変わるということは大変な事態ですが、いつまで待てばよいか判らない状態で待機するよりも断然前を向くことが出来ると思います。

・ホームページとメールが止まっている場合は

メール再設定

ドメイン契約

サーバー契約

ネームサーバー設定

メールアドレス再設定
ここまでで24時間あれば出来ると思います。

ホームページ再構築

バックアップデータがあれば、そのデータから再構築。

FTPも止まっているでしょうから、バックアップが無い場合は、
https://warp.da.ndl.go.jp/contents/reccommend/world_wa/world_wa02.html

上記サイトから既存ホームページの内容を把握し、ゼロから再構築するするしか無いでしょう。

 

・メールサーバーのみ止まっている場合は

メール再設定

ドメイン契約

サーバー契約

ネームサーバー設定

メールアドレス再設定
前述の通り、ここまでで24時間あれば出来ると思います。​

 

PCやスマホでメール設定

新規ドメインなので、メール設定は1度で済みます!
(同ドメインを使用する場合は、メールを取りこぼさないため1度目はメールサーバをIPアドレスで設定し、1週間後にIPアドレスからドメインに変更する為、2度設定が必要です。)

 

早く復旧されることを心より祈っております。

 

 

文責
株式会社あおい
代表取締役 武藤秀由記